2017年12月30日のWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチでは7度目の防衛を果たし、波に乗る井上尚弥選手は次戦、2018年階級を上げてバンタム級タイトルマッチに挑みます。テレビ放送はされるでしょうか。井上尚弥選手の次戦2018年の試合はテレビ放送されるのか、相手選手についても調べてみました。
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井上尚弥の次戦は2018年バンタム級タイトルマッチ!対戦相手は?
2018年、井上尚弥選手はバンタム級に階級を上げて、5月25日(金)WBA世界バンタム級タイトルマッチに挑みます!階級を上げての初戦がいきなりのタイトルマッチ。相手は5連続防衛中の王者ジェイミー・マクドネル選手です。場所は大田区総合体育館。ジェイミー・マクドネル選手の戦績は29勝2敗1分。
井上尚弥の次戦はテレビ放送される?
井上尚弥選手の試合は、2017年9月10日(日)のWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ(vsアントニオ・ニエベス)、2017年12月30日のWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ(vsヨアン・ボワイヨ)とフジテレビで地上波放送されていますので、次戦の2018年ジェイミー・マクドネル戦も、テレビ放送される事を期待したいですね!いや、きっとテレビ放送されるでしょう。
井上尚弥のスーパーフライ級ヨアン・ボアイヨ戦はどうだった?
2017年12月30日に行われた、ヨアン・ボアイヨ選手との防衛戦は、フジテレビでも放送され、1R中盤から井上選手は速くて重いジャブを放っていき、終了間際には左ストレートがヨアン選手の顎を捉え、ダウンを奪います。
ゴングに救われたヨアン選手は2R、回復をアピールするようにパンチを出して行きますが、井上選手はほぼ見切っています。この時点でヨアン選手には勝ち目がないように思われましたね・・・
3Rは一見、ヨアン選手が攻め込んでいるかのように見えましたが、井上選手は冷静に相手の弱点を探していたようです。フェイク気味に放った右のボディーからの左ボディーブローに、ヨアン選手はダウン!
さらに井上選手のボディーブローにヨアン選手、再度ダウン、何とか立ち上がるものの、3度目の左ボディーにダウンを喫し、レフェリーストップとなりました。
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井上尚弥のバンタム級のライバルは?
2018年2月にアメリカで行われたSuperFly2では、当初井上選手に対してIBF世界チャンピオン、ジェルウィン・アンカハス選手が対戦予定でしたが、直前にアンカハス側がキャンセルしました。理由は、契約してるテレビ局の放送権の問題とかで、試合が組めないとか・・・
この事については、アンカハス側が井上選手との対戦を避けた、売名行為だったと分析されています。WBA世界チャンピオンであるカリド・ヤファイ選手は、井上選手との対戦を拒否しています。つまり、井上選手は強すぎるため中々相手が見つからないんですね!
井上尚弥選手が今年から戦うバンタム級は、非常に群雄割拠でライバルはひしめき合ってます。逆にとても見ごたえのある階級と言えるでしょう。そんなバンタム級の、井上尚弥選手のライバルとなるであろう猛者たちを見ていきましょう。
・ライアン・バーネット
(出典:https://box-p4p.com)
1992年生まれ、身長163cm。18勝無敗。WBA、IBF世界バンタム級王者で、小柄で筋肉質です。ザナト・ザキヤノフ選手との統一戦では、ザキヤノフ選手に押し込まれるシーンというのが結構あり、結果としてはは、大差の判定勝ち(4~10pt)を納めています。
パンチは力強く、ディフェンスに独特のセンスが感じられます。
・ザナト・ザキヤノフ
(出典:https://boxmob.jp)
1983年生まれ、身長170cm。27勝2敗で元WBA世界バンタム級スーパー王者です。バーネット戦では相手を押し込みましたが、有効なパンチを当てることができませんでした。粘りはありますが、パンチのキレや精度でやや劣ったことが、バーネット選手に負けた要因かも知れません。
ザキヤノフ選手は、バーネット選手に比べて井上選手が勝ちやすい相手と言えるでしょう。
・ジェイミー・マクドネル
(出典:http://ざわざわ.xyz)
1986年生まれ、身長178cm。29勝2敗1分。技巧派で堅実なボクサーです。鞭のように長い手を振り回して、相手に圧力をかけます。亀田和毅選手に2勝し、山中慎介選手が苦戦したリボリオ・ソリス選手にも判定で勝っています。
総合力では井上尚弥選手が上回り、勝てる相手と言えますが、粘られて泥仕合に引き込まれる展開に注意したいです。一発はなくスピードも平均ですが、しつこさがあるため、根気負けしない事が大事です。
・ルイス・ネリ
(出典:http://smartshare.xyz)
1994年生まれ、身長165cm。26勝無敗。WBC世界バンタム級王者です。山中選手を倒したあのワイルドに振ってくるパンチをもらったら、厄介な事になります。一発当たると、たたみかけてくる傾向があります。踏み込みが鋭いため、一発もらって後ろに逃げると、追い打ちもらうことになります。
山中選手の左がヒットしても動じなかったので、打たれ強いと言えます。そうなると、手ごわい相手になりますから、パンチをもらわずに当てる、という戦法が必要。
そして、ルイス・ネリ選手のプロモーターは、井上尚弥選手との2018年の対戦の可能性を認めています。2018年3月の山中選手との再戦を制したネリ選手は、バンタム級に階級を上げた井上選手との対戦を待ち望んでいると言えます。「多くの選手は井上選手から逃げているが、ネリは逃げたりはしない」とプロモーターは断言しています。
・ゾラニ・テテ
(出典:http://takupath.net)
1988年生まれ、身長173cm。26勝3敗。
WBO世界バンタム級王者、元IBF世界S・フライ級王者です。バンタム級のラスボスに君臨します。攻守のレベルが高く、サウスポーで懐が深いです。俊敏で反射神経がよいので、なかなかジャブも当たりづらいです。ハンドスピード、パンチの威力ともにあります。
バトラー選手を左アッパー1発で沈めたシーンは衝撃的で、ゴニャ選手を開始11秒で沈めた(右フック1発KO)のも記憶に新しいです。井上選手が臆せず踏み込めるか、ジャブが当たるか、得意の左フックを有効に使えるのか、相手のハイレベルな攻撃にどう対応するのか、といった事が焦点でしょう。
井上尚弥の評価はうなぎ昇り?ジョシュアのいる英国メディアや世界のボクシングファンも注目!
(出典:http://dreaming-baby.com)
2017年12月30日に同級6位のヨアン・ボワイヨ選手に3回TKO勝ちで7度目の防衛を果たした井上選手は2018年、バンタム級転向のため、英メディア選出の「2018年必見のファイター」での2位にランクインしています。
英紙『デイリー・ミラー』は「2018年観戦が待ちきれない戦いとファイターたち」と特集して、年始のボクシング格付け企画では、「2018年に必見のファイター5人」の中に「Naoya Inoue」の名前が2位に挙げられています。
同誌は井上選手を「WBOの“世界”スーパーフライ級チャンピオンで14試合を母国で戦い、多くのボクシングファンはまだ彼の全てを目撃していない。しかし、その評判は常に知れ渡っている」と評しています。
井上尚弥の次戦2018年とテレビ放送についてまとめ
井上尚弥選手の次戦は、階級を上げてのいきなりのタイトルマッチですが、テレビ放送もされるでしょうし、『モンスター』井上選手にとっては望むところな試合になるのではないでしょうか。注目したいですね。
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