2018年10月20日、村田諒太選手の2度目となるボクシング世界防衛戦が、ロバートブラント選手と行われます。知名度があまりないだけに未知数の怖さがあるロバートブラント選手の、ボクシングスタイルや戦績、そして村田諒太選手が勝機はどこにあるのかなど調査してみました。
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ロバートブラントのボクシング戦績や強さは?
(出典:https://blogs.yahoo.co.jp)
ロバートブラント選手は右利きでボクシングスタイルはオーソドックスタイプのボクサー、米国ミネソタ州出身の27歳です。身長182cm、リーチは179cm。プロデビューし2012年に、戦績は23勝(16KO)1敗です。ko率は67%となっています。このKO率からどうしても、猪突猛進型のブルファイターを想像してしまいそうですが、実際は、速く丁寧な左ジャブを駆使しつつ相手を崩して、右のストレートでKOを量産していくタイプ。ワンパターンではありますが、そのワンパターンがかなり強い選手といえます。
先日行われたゴロフキンVSアルバレス戦の勝者であるアルバレス選手と戦うためには、村田諒太選手はブラントに勝利することが大前提となります。ロバートブラント選手は、元々一つ上の階級のスーパーミドル級の選手でしたが、WBSS(ワールドボクシング・スーパーシリーズ)のスーパーミドル級の1回戦で初戦でユルゲン・ブレーマー選手(ドイツ)に判定負けを喫しプロ初の敗戦したため、ミドル級へ階級を落としてきました。世界の強豪が集うWBSS(ワールドボクシング・スーパーシリーズ)ですからね。
ミドル級に戻った後の、2018年3月のコルビー・カーター選手との対戦で1回KO勝ちしています。WBA(ワールド・ボクシング・アソシエイション)北米王者のタイトルなどは獲得していますが、世界タイトルはまだありません。強さは未知数な部分がありますが、過去のKO動画を見ると、右のパンチは村田諒太選手に劣らず、かなり威力がありそうです。ですがKO率がそこまで高くない事もあり、ものすごく脅威という訳ではなさそうです。
地元アメリカでも、それほど知名度はなさそうです。
ロバートブラントと村田諒太の対戦はどちらが強い?
(出典:https://www.iza.ne.jp)
一方の村田諒太選手は、2017年5月の対アッサン・エンダム選手と、空位のWBA(ワールド・ボクシング・アソシエイション)世界タイトルをお互い挑戦者の立場で争う「王座決定戦」を東京・有明コロシアムで行いました。ダウンも奪い終始優勢に試合を進めた村田諒太選手でしたが、思いもよらぬ判定によりプロ初黒星を喫し、エンダム選手が王者となりました。
これには会場やテレビで観戦したファン及びボクシング関係者から「信じられない判定」と、大ブーイングが巻き起こりました。村田選手の所属する帝拳ジムのオーナー本田明彦会長も「今までで最悪の判定」と激怒。さらには、WBA(ワールド・ボクシング・アソシエイション)のヒルベルト・メンドサ・ジュニア会長までも「村田が勝っていた」と公式サイトなどで謝罪し、ジャッジ2人を資格停止処分にし両選手の再戦を指示するという異例の事態となりました。
かくして2017年10月22日に村田選手とエンダム選手のWBA(ワールド・ボクシング・アソシエイション)世界タイトルのダイレクトリマッチが行われました。第1戦で村田選手は1回、ほとんど攻撃せずに、相手の攻撃を見極めることに徹しましたが、再戦では1回から積極的にパンチを打ち込みます。踏み込みながらのワンツーで距離を詰め、ボディーやアッパー、打ち下ろしの右ストレートをたたき込んでいきました。
手数が少なかったことが裏目となった前戦の反省をしっかり踏まえた戦いぶりで、3回以降は完全に主導権を握り、クリンチで逃れようとするエンダム選手を攻め続けました。そして迎えた7回、村田選手は猛攻を見せます。得意の右ストレートが何度もヒットし、左ボディーブローも重い音をたててエンダム選手に突き刺さりました。
王者だったエンダム選手は足がふらつき、立っているのが精いっぱい。8回開始前、エンダム陣営が棄権を申し出て、米国人のレフェリーが試合を止めました。村田選手とエンダム選手の第一戦の勝者が、ロバートブラント選手と120日以内に戦う指令が出ていましたが、疑惑の判定でダイレクトリマッチとなった為、ロバートブラント戦は1度流れました。
しかし村田選手がエンダム選手との再戦で見事TKO勝利した為に、ブラント選手との試合が再び行われる事となったのです。村田選手は2018年4月にエマヌエーレ・ブランダムラ選手を8回TKOで下し、初防衛に成功。休養を経て5月には本格練習を再開しました。2度目の防衛戦となります。村田選手は「ハイリスク、ハイリターンの選手と闘った方が自分のためになる。米国でアピールしたい」と思いを語り、対ロバートブラント戦には「誰だろうが怖くない」と強気の姿勢で臨みます。
村田選手のプロ戦績は14勝(11KO)1敗。試合数や勝利数は劣っていますが、対戦内容や実績的には、村田選手がロバートブラント選手を上回るとの見方が多いようです。ただ正直、村田選手が4月に戦ったブランダムラ選手よりは手強いともいえます。村田陣営は米興行大手・トップランク社とプロモート契約を結び、所属の帝拳ジムの本田会長は「マッチメイクは同社が全部やっている。やれと言われたらやる」としています。
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ロバートブラントvs村田諒太のネットの予想・反応・評価は?
ロバートブラントvs村田諒太戦に期待する、ネットの声に耳を傾けてみましょう。
・ロバートブラントは怖さもあるしいい選手と思う
・地味ながら実力あるいい選手
・知名度低いけど結構実力者
・村田の真価が問われる試合
・初めてと言っていいくらいの、それなりの相手では?
・ゴロフキンとやるためにはこれぐらいの相手にすんなり勝たないと
・とうとう村田が対戦相手の格を上げてきた
・ようやっと骨のある相手
・ステップアップするのには最適の相手
・テンション上がらんロブ・ブラント?とかいうマッチメイクどうにかならんか
・村田選手ふうな、やってみなきゃわかんないですよね!という 決意表明でした
・村田は本物だ!と言わせる対戦相手だ。勝って、ゴロフキンとの頂上決戦の実現を!
・まあ村田さんは指令やから何も悪ないねんけどさ ブラント全然知らん
・ロブ・ブラントが悪い相手だとは言わないけど、ファンが村田の実力を試合内容ではかりつつ、海外での知名度を上げる相手としては違うような気もする
・ゴロフキンとやる前に、ブラントとかファルカンとかじゃなくてレミューくらいとは最低限やって欲しい
・アメリカでの村田諒太の防衛戦、ロブが相手ではブラント(ブランド)力が足りないということですね
・少なくともブラントならファルカンよりは良いと思う 「ミドル級世界王者村田諒太」としての真価が問われる試合になりそう
・ロバート・ブラントか。「ロバート・プラント」かと思ったわw※ロバート・プラントは世界的ロックバンド『レッドツェッペリン』のボーカリストです。
・ロバート・プラントと村田諒太が対戦したらロバート・プラントが天国への階段を上ってしまうことになるわな※「天国への階段」はレッドツェッペリンの代表曲です。
ロバートブラント(ボクシング)の強さや戦績がヤバい!村田諒太の勝機についてまとめ
疑惑の判定が無ければいまだ負けなしの村田諒太選手、ロバートブラント対策を万全に行ってV2を達成してほしいですね(^^)
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