年末恒例の行事となった感のある『m-1グランプリ』。出場芸人はもちろんですが上沼恵美子さんのコメントなど審査員も見どころですよね。そんなm-1グランプリの過去の審査員とコメント、上沼恵美子さんたち過去の審査員が誰に最高得点をつけたかなどのデータを振り返っていきたいと思います。
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Contents
m-1グランプリの審査員過去メンバーは誰?
2018年も師走の風物詩となったm-1グランプリ決勝が迫ってきました。その優勝者を決定するのは他ならぬ審査員なワケですが、2018年の審査員は
松本人志・オール巨人・中川家礼二・上沼恵美子・立川志らく・サンドウィッチマン富沢たけし・ナイツ塙宣之(敬称略)
と決定しましたが、過去のm-1では誰が審査員を務めていたのでしょうか。ここではm-1グランプリの過去の審査員を順を追ってみていきましょう。
第1回(2001年)
島田紳助・松本人志・春風亭小朝・鴻上尚史・ラサール石井・青島幸男・西川きよし
第2回(2002年)
島田紳助・松本人志・島田洋七・大竹まこと・中田カウス・ラサール石井・立川談志
第3回(2003年)
島田紳助・松本人志・南原清隆・ラサール石井・島田洋七・大竹まこと・中田カウス
第4回(2004年)
西川きよし・大竹まこと・南原清隆・島田洋七・ラサール石井・春風亭小朝・中田カウス
第5回(2005年)
島田紳助・松本人志・島田洋七・渡辺正行・ラサール石井・大竹まこと・中田カウス
第6回(2006年)
島田紳助・松本人志・島田洋七・南原清隆・大竹まこと・渡辺正行・中田カウス
第7回(2007年)
島田紳助・松本人志・オール巨人・上沼恵美子・中田カウス・ラサール石井・大竹まこと
第8回(2008年)
島田紳助・松本人志・渡辺正行・上沼恵美子・大竹まこと・オール巨人・中田カウス
第9回(2009年)
島田紳助・松本人志・東国原英夫・上沼恵美子・渡辺正行・オール巨人・中田カウス
第10回(2010年)
島田紳助・松本人志・大竹一樹・南原清隆・中田カウス・渡辺正行・宮迫博之
第11回(2015年)
増田英彦・礼二・岩尾望・吉田敬・富澤たけし・徳井義実・佐藤哲夫・石田明・哲夫
第12回(2016年)
上沼恵美子・博多大吉・松本人志・オール巨人・礼二
第13回(2017年)
2017年の審査員は以下になります。
オール巨人・上沼恵美子・礼二・松本人志・春風亭小朝さん・博多大吉・渡辺正行
こうしてみると、過去の歴代審査員メンバーはそうそうたるメンバーであったことが分かります。元々『m-1グランプリ』(エムワングランプリ)は島田紳助さんが企画の吉本興業主催による漫才のコンテストなので、2011年8月23日に紳助さんが芸能界を引退するまでの第10回までの審査員というのは、大御所が目立ちます。
ところが5年ぶりに復活となった第11回と第12回の審査員は、中堅と大御所がうまく選出されている印象を受けます。審査員参加の常連となっている松本人志さんは、さすがの的確なコメントでネット上や関係者からの絶大な評価を得ています。そして漫才の大御所であるオール巨人さんも、漫才師としては超一流です。
採点方法も的確で第12回では優勝の銀シャリに96点の最高得点を付けていました。それからネット上での評価が高いのが上沼恵美子さんですね。第12回の銀シャリ優勝時には、ネット上で審査員の上沼恵美子さんのコメントが面白いだとか、上沼恵美子さんの選んだ銀シャリが優勝したのが嬉しいといった書き込みが多数ありました。
やはり上沼恵美子さんの場合、女性審査員ながらに堂々としたコメントが、視聴者に好まれたのかもしれません。司会進行は第8回~第12回まで今田耕司さんと上戸彩さんが務めています。
m-1グランプリの審査員過去歴代の得点と評価は?(2001~2010年、2015年~2017年)
さて、それではm-1グランプリ過去の歴代審査員は、どのコンビに最高得点をつけたのでしょうか。これもまた、順を追ってみていきましょう。
第1回(2001年)
島田紳助:中川家 80点
松本人志:麒麟 75点
ラサール石井:中川家 85点、ハリガネロック 85点
鴻上尚史:ハリガネロック 92点
春風亭小朝:中川家 90点
青島幸男:中川家 90点、ハリガネロック 90点
西川きよし:ハリガネロック 95点、ますだおかだ 95点、キングコング 95点
第2回(2002年)
島田紳助:ますだおかだ 89点、フットボールアワー 89点
松本人志:フットボールアワー 85点
大竹まこと:ますだおかだ 92点
ラサール石井:フットボールアワー 95点
島田洋七:ますだおかだ 96点
中田カウス:フットボールアワー 97点
立川談志:ますだおかだ 80点、おぎやはぎ 80点
第3回(2003年)
島田紳助:笑い飯 99点
松本人志:フットボールアワー 97点
南原清隆:笑い飯 90点
島田洋七:フットボールアワー 97点
ラサール石井:フットボールアワー 95点
大竹まこと:笑い飯 90点
中田カウス
フットボールアワー 98点
第4回(2004年)
西川きよし:アンタッチャブル 97点
南原清隆:アンタッチャブル 96点
大竹まこと:アンタッチャブル 95点
島田洋七:アンタッチャブル 97点
春風亭小朝:アンタッチャブル 95点、南海キャンディーズ 95点
中田カウス:アンタッチャブル 97点
第5回(2005年)
島田紳助:ブラックマヨネーズ 95点
松本人志:ブラックマヨネーズ 95点
渡辺正行:ブラックマヨネーズ 93点
大竹まこと:ブラックマヨネーズ 90点、麒麟 90点
島田洋七:ブラックマヨネーズ 96点
ラサール石井:麒麟 95点、チュートリアル 95点
中田カウス:麒麟 97点
第6回(2006年)
島田紳助:チュートリアル 97点
松本人志:チュートリアル 95点
南原清隆:チュートリアル 95点
渡辺正行:チュートリアル 90点、フットボールアワー 90点
大竹まこと:チュートリアル 98点
島田洋七:チュートリアル 92点
中田カウス:チュートリアル 97点
第7回(2007年)
島田紳助:サンドウィッチマン 98点
松本人志:サンドウィッチマン 95点
上沼恵美子:キングコング 97点
ラサール石井:サンドウィッチマン 95点、トータルテンボス 95点、キングコング 95点
オール巨人:サンドウィッチマン 92点
中田カウス:トータルテンボス 93点
第8回(2008年)
島田紳助:NON STYLE 94点
松本人志:オードリー 95点
上沼恵美子:NON STYLE 95点、ナイツ 95点、笑い飯 95点
渡辺正行:オードリー 92点
オール巨人:NON STYLE 91点、オードリー 91点
大竹まこと:オードリー 92点
中田ハウス:オードリー 98点
第9回(2009年)
島田紳助:笑い飯 100点
松本人志:笑い飯 95点
上沼恵美子:パンクブーブー 98点、笑い飯 98点、NON STYLE 98点
東国原英夫:笑い飯 92点
オール巨人:笑い飯 93点
渡辺正行:笑い飯 92点
中田カウス:笑い飯 98点
第10回(2010年)
島田紳助:パンクブーブー 97点
松本人志:パンクブーブー 97点
南原清隆:パンクブーブー 94点
大竹一樹:笑い飯 97点
渡辺正行:パンクブーブー 95点
宮迫博之:パンクブーブー 98点
中田カウス:パンクブーブー 96点
第11回(2015年)
中川家礼二:トレンディエンジェル 94点
ますだおかだ増田:トレンディエンジェル 93点
フットボールアワー岩尾:ジャルジャル 96点
ブラックマヨネーズ吉田:トレンディエンジェル 93点
チュートリアル徳井:ジャルジャル 96点
サンドウィッチマン富澤:ジャルジャル 94点、タイムマシーン3号 94点
パンクブーブー佐藤:ジャルジャル 93点
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第12回(2016年)
オール巨人:銀シャリ 96点
中川家礼二:和牛 95点、スーパーマラドーナ 95点
博多大吉:銀シャリ 93点
松本人志:銀シャリ 95点
上沼恵美子:銀シャリ 95点、和牛 95点
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m-1グランプリの審査員上沼恵美子のコメントが醍醐味?
m-1グランプリは何といってもネタ終わりの審査員コメントがたまらないんですね。m-1グランプリの審査員コメントは毎年ながらグッと来ます。審査員のお笑いに対する情熱とそして出場コンビへの愛に溢れていて、”芸人の深層”を少し覗き見させてもらってる気分になります。松本さんはもちろんの事、m-1出場経験者の礼二さんや大吉さんのアドバイス、後輩のネタに精通していて若手愛溢れる巨人さんや渡辺さんのコメントにはものすごく重みがありますね。
そして、上沼恵美子さんの時に辛辣な、出場芸人へのコメントは賛否両論ありますが、関東の人は慣れていないため、拒否反応が起きることもあるようですね。ですが、上沼恵美子さんのコメントは単に厳しいだけでなく、そこには若手芸人に対する愛が溢れているんですね。
M-1グランプリ2017の審査員と出場者、最終結果は?
m-1グランプリ2017年の優勝者は、とろサーモンでした。審査員の渡辺さん、松本さん、礼二さんも絶賛してましたね。
m-1グランプリ2018の結果と審査員・上沼恵美子への暴言について
2018年のm-1グランプリ決勝の優勝コンビは霜降り明星でしたが、今回は過去最悪の後味といわれるほど、審査員についても話題になりました。中でも突出したのが、m-1終了後に2017年のm-1覇者とろサーモンの久保田かずのぶさんと今回惜しくも敗れたスーパーマラドーナ武智正剛さんによる、インスタグラムのライブ配信での暴言騒動でした。
久保田さんが“酔っている”ことを前提に審査員の上沼恵美子さんをこき下ろし、武智さんも「更年期障害」「オバハン」よばわりしました。実際スーパーマラドーナはm-1最後の年でもあり、視聴者の声では『一番面白かった』という内容も多かっただけに、本人たちとしては悔しさでいっぱいだったに違いありません。
その後久保田さんと武智さんはツイッターで上沼さんへの謝罪の言葉を延べ、動画も削除されていますが、上沼さんサイドは吉本興業を通じた2人の直接謝罪の申し入れを、丁重に断ったそうです。また上沼さんは「お酒を飲んでくだをまくのはよくあること。だから天下取ったらいいんですよ」「頑張って、日本一の漫才師になってほしいです」とエールを贈る余裕まで見せていました。
この対応に、インターネット上では「格が違いすぎる」「さすがに器が大きい」「上沼が好印象な分、2人の印象がさらに悪くなった」「本当の大物。炎上した2人の小物感が際立つ」などの声が挙がりました。武智さんにとってm-1終了後は『鬼門』なのか、過去にもm1-1直後に事件に巻き込まれていました。
201616年12月11日にNON STYLE井上裕介さんが当て逃げ事件起こしました。井上さんの運転する乗用車がタクシーと接触事故を起こし、それからしばらく活動休止していた事件で、当時助手席に乗っていたのが武智さんでした。武智さんは『車を降りて確認してほうがいい』と忠告していたそうですが、井上さんがそのまま去ったので巻き込まれる形となってしまいました。
当時m-1でスーパーマラドーナは3位となり注目を集めるところでしたが、事件後暫く仕事が激減したそうです。また久保田さんに関してはAbemaTVで6日にオンエアの『NEWS RAP JAPAN』で、「年長者や権力者に意見すると正しくても大衆に吊るし上げられ」「権力に逆らえない自分の生き方を変えられないのか」という内容のラップを披露し、「反省していない」との批判も噴出しています。
m-1グランプリの審査員過去は誰?上沼恵美子のコメントについてまとめ
どうでしょうか、これまでの過去のm-1グランプリの歴代審査員と評価、コメントを見てきた訳ですが、縁者も一流なら審査員も一流という、この緊迫感溢れるせめぎあいが何といっても、m-1グランプリの真骨頂といえるでしょう。今年も熱い戦いが繰り広げられそうですね!
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