新発売されるiphone xs/xs maxはiPhone Xと、サイズや価格でどのように違うのでしょう?スペックなども進化しているのか、気になりますよね。ですので今回、iphone xs/xs maxがiPhone Xと比較してサイズや価格にどのような変更があったのか、徹底調査してみました。
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Contents
iphone xs maxとiPhone X/8 Plusのスペックはどう違う?
iPhone xs / xs maxの新しい機能は?
2018年発売のiPhone xs/xs maxと2017年に発売されたiPhone X何が違うのでしょうか?一覧で見てみましょう。
・ディスプレイが6.5インチと5.8インチの2サイズに
・カメラは新しいイメージセンサー、ISP、アルゴリズムによってより綺麗な写真が撮影可能
・A12 Bionicチップで高性能かつ省電力に(7nmプロセスルールを採用)
・IP68等級の防塵耐水性能(浸水2メートルで30分)
・ポートレートモードのボケがより正確に
・ボケを調整可能な深度コントロールを搭載
・デュアルSIMに対応(eSIM・nanoSIM)
・性能が向上した以外には大きな違いはないのですが、カメラのポートレート機能が強化されたため、撮影後にボケを調整することができる深度コントロールができるのは大きな進化でしょう。
また、防塵耐水性能がIP67からIP68にグレードアップしたことは日常生活上、大事な耐久性アップといえそうです。
画面サイズやデザインの違いは?
iPhone xsは5.8インチサイズのOLEDディスプレイが搭載されており、基本的なスペックはiPhone Xと変わりません。iPhone xs maxはiPhone 8 Plusの後継機種という立ち位置となり、6.5インチのOLEDディスプレイが搭載されたフラグシップモデルとなっています。
一部ではiPhone XS/XS Maxのリフレッシュレートが120Hzに対応した、と話題になっているようでが、ディスプレイのリフレッシュレートは60Hzのままで、タッチセンシングが120Hzに対応しただけなのでiPhone Xから採用されているようです。要するに、タッチセンサーの精度がiPhone 8/8 PlusよりもiPhone XS/XS Max/Xの方がより高くスムーズに操作性が良いという事です。
iPhone XS/XS Maxはステンレス素材のサイドフレームそして、ガラス素材の背面パネルを採用したiPhone Xとほとんど同じデザインとなっていますが、iPhone 8 Plusはアルミフレームですので質感は大きく違います。本体サイズはiPhone XSとiPhone Xは全く同じですが、iPhone XS MaxはiPhone 8 Plusよりもわずかに小さくなりました。
ですので、iPhone 8 PlusからiPhone XS Maxに乗り換えると小さくなったと感じるかもしれません。(でも、本当に微々たる差なので違いを感じないかもしれません。)
iPhone XSはiPhone Xの後継機種になりますので、デザインがほぼ同じというのは納得出来るのですが、全く同じというのは少し珍しいパターンかもしれません。(Lightningコネクタ隣のアンテナラインの有無はあります。)
iPhone 6からiPhone 6sにアップデートされた時と若干似ているのかもしれません。
耐水性能の違いは?
iPhone XS/XS MaxはIP68等級の防塵耐水に対応出来ます。iPhone XとiPhone 8 PlusはIP67等級の防塵耐水性能でした。一般的にはIP67とIP68の定義は、
IP67等級:粉塵が内部に侵入しないこと、30分間一定の水圧で水中に浸けても水が侵入しないこと
IP68等級:粉塵が内部に侵入しない、水中に連続的に置いても水が侵入しないこと
AppleはiPhone XS/XS Maxを2メートルの水中の中に30分間を水没した後でも耐えることができる性能としており、iPhone Xは1メートルでしたので、より深いところに水没しても耐える性能を持ったことになります。さらに、水だけではなくコーヒーやお茶といったものからも守れるようになっています。。
IP67等級に対応していたほどのiPhone 8でも、水で壊れたという声も少なからずあったので、IP68のiPhone XS/XS Maxはこのような水没事故を防ぐことが可能そうです。
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CPU・RAM・ストレージの違いは?
iPhone XS/XS PlusにはA12 Bionicチップというプロセッサが搭載されており、iPhone XのA11 Bionicと同じ6つのCPUコア(高性能コア2つ + 省電力コア4つ)を内蔵しているプロセッサです。(GPUは3コアから4コアに増加しています。)プロセスルール(半導体の配線幅)が10nmから7nmと微細化されたことによってCPUの性能がA11 Bionicよりも15%向上、GPUの性能が50%向上し、消費電力が50%少なくなっているそうです。
A12チップにもニューラルエンジンと呼ばれるハードウェアが内蔵されており、機械学習をすることによりより高度な処理が可能となっていますが、コア数が2つから8つに増えたことで毎秒6000億から5兆の演算が可能となり、A11 Bionicと比較して最大9倍も処理が高速化されています。
ニューラルエンジンは主にアニ文字や顔認証機能で利用されているものなので、画像認識や音声認識を得意としています。A12 Bionicのニューラルエンジンの性能が大幅に向上したことによりFace IDの認識速度が向上しているとのことです。
カメラ性能はどう違うの?
iPhone XS/XS Plusの背面カメラはiPhone Xと同様にデュアルレンズ(広角・望遠)カメラに1200万画素のイメージセンサーが搭載されています。iPhone XS/XS Maxのリアカメラの画素数は1200万画素ですから、iPhone X/8 Plusと同じですが、新世代のイメージセンサーを搭載しており「より深く、より大きなピクセルを採用した」となっているので、ひょっとするとイメージセンサーが大型化された可能性がありそうです。
一般的に画素センサーが大型化されると、大幅に画質が良くなるので、iPhone XSとiPhone X/8 Plusでは画質がまるっきり違うものになっているのかもしれません。iPhone XS/XS Maxに搭載されている背面カメラは、とにかく高精細で相当綺麗な写真を撮影可能で、スペシャルイベントでiPhone XSのカメラの撮って出しだという写真が公開されていましたが、髪の毛一本まで再現しながらも背景をボカすことができていました。
もしそうなら一眼レフカメラいらずと言ってもいいかもしれません。また、iPhone XS/XS Maxは背景のボケ味を自由に撮影中・撮影後に調整することができる深度コントロール機能を搭載しています。HUAWEIのスマートフォンなどにはすでに、深度コントロール機能は搭載していましたが、Appleも追従する形で機能を乗せてきました。イベントで公開されていた映像が本当にiPhone XSでしたらかなり精度が高くなっているでしょう。
ここまで来たらほんの撮影はiPhone XS/XS Maxでいいんじゃないかと思ってしまいますね。それだけでなくiPhone XS/XS MaxはスマートHDRという機能が搭載され、暗部と明部組み合わせてより一層繊細な写真を生み出すことが可能です。スマートHDRは高性能なA12 Bionicチップ、高速読み出しができるイメージセンサーと、新しいアルゴリズムにより実現したものです。
通常のHDRとどう違うのかがあまりよく分からないところがありますが、より精度の高く自然に処理をすることができるようになったものをスマートHDRと呼んでいるのでしょう。スマートHDRにより逆光に強くなるのはいいことですが、雰囲気のある写真を撮影するには少し邪魔な機能になってしまいそうです。そのあたりも高度な機械学習ができるニューラルエンジンにより、判断し処理してくれるこよを期待していますね。
そして、iPhone XS/XS Maxの動画はステレオ録音対応なので、動画撮影にこだわるのならiPhone XS/XS Maxを選ぶは良いでしょう。iPhone XS/XS Maxの前面カメラはiPhone X/8 Plusと同様に700万画素のイメージセンサーが搭載されています。当然、Face IDで使用するための投光イルミネーター、ドットプロジェクタ、赤外線センサーを組み合わせたTrueDepthカメラも搭載されています。
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