コロナで中止となってしまったセンバツ高校野球2020年ですが、球児の夢を叶えるべく代替試合が開催される事となりました。コロナにより春・夏と夢を」打ち砕かれた高校球児の救済案は、どのようなものなのでしょうか。こちらではセンバツ高校野球2020年の代替試合の詳細についてお伝えします。
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センバツ高校野球2020年の代替試合が発表
新型コロナウイルスの感染拡大で史上初の中止となった、2020年の第92回センバツ高校野球大会ですが、8月に甲子園球場で代替試合「2020年甲子園高校野球交流試合(仮称)」として開催されることが日本高野連によって発表されました。センバツ高校野球2020年出場予定だった32校が招待され、8月10日〜12日、15日〜17日の6日間(13、14日は予備日)で対抗試合各1試合が行われます。
現時点では原則、無観客試合となり、控え部員や保護者、プロ野球関係者、学校関係者の入場は、コロナ感染状況の推移を見ながら検討するとの事です。出場校の参加による開会式は行われませんが、リモート開会式などの方法が協議されます。対抗試合の組み合わせは、7月18日に各校主将によるオンライン抽選会、もしくは代理抽選で決まります。
試合は1日3試合以内が行われ、各都道府県連盟の独自大会と重複する招待校の試合日や試合順、また近隣校同士の対戦にするのかといった事は、各校の事情を考慮して決められるようです。9回同点の場合は引き分けまたは、タイブレークとなるのかは未定です。
コロナ感染対策は?
3年生を1人でも多く出場させるという配慮から、ベンチ入りは例年の18人から2人増えた20人。監督や選手など招待人数は合計30人以内に決まりました。この、センバツ高校野球2020年の代替試合にかかる経費は、日本高野連の積立金が充てられます。参加できない、または辞退した学校がある場合は、センバツ高校野球2020年の補欠校が招待されます。
コロナ感染予防のため、原則、宿泊は前日と試合当日の最大2泊で、近隣校は1泊または日帰りなども検討されます。北海道と東北地区を除いた関東以西の出場校は、コロナ感染予防のため公共交通機関を使わず、地元の貸し切りバス1台チャーターでの来場となります。
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「甲子園で戦ってほしかった」
「夏の甲子園を開催できたのでは?」という声もありますが、日本高野連の小倉好正事務局長の説明によりますと「5月20日に夏の甲子園を中止にした時点では、8月10日に全代表校が出そろうのは非常に厳しい状況だった」との事です。センバツ高校野球2020年の代替試合開催には移動や宿泊を伴いますが「コロナ感染リスクを最小限に抑えながら、できれば甲子園に来ていただきたかった」と経緯を明かしました。
3月11日にセンバツ高校野球2020年中止が発表された時の、日本高野連の八田英二会長の「何らかの形で甲子園の土を踏ませてあげたい」との発言が実現してほしいですね。
招待校は?
ここで、栄えあるセンバツ高校野球2020年の代替試合の招待校をご紹介します。
北海道:白樺学園、※帯広農
山形:鶴岡東
宮城:仙台育英
福島:※磐城
群馬:桐生第一
群馬:高崎健康福祉大高崎
埼玉:花咲徳栄
東京:山梨学院、国士舘
神奈川:東海大相模
石川:星稜、日本航空石川
静岡:加藤学園
愛知:中京大中京
岐阜:県岐阜商
奈良:智弁学園、天理
和歌山:智弁和歌山
大阪:大阪桐蔭、履正社
兵庫:明石商
岡山:倉敷商
鳥取:鳥取城北
広島:広島新庄
島根:※平田
香川:尽誠学園
高知:明徳義塾
長崎:創成館
大分:明豊、大分商
鹿児島:鹿児島城西
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