責任あるギャンブル
ギャンブルは娯楽の一つであり、楽しみのために行うものです。生活費・借金・人間関係を犠牲にしてまで続けるものではありません。 このページは、ご自身またはご家族のギャンブルが心配な方のための情報をまとめたものです。
ギャンブル依存症とは
ギャンブル等依存症(ICD-11では「ギャンブル行動症 Gambling Disorder」)は、 ギャンブルを自分でコントロールできなくなり、生活に支障をきたす状態を指す疾患です。 本人の意志の弱さではなく、脳の報酬系の機能変化を伴う「行動嗜癖」として国際的に認められています。 日本では成人の 約3.6%(約320万人)が生涯のうちに「ギャンブル等依存が疑われる状態」を経験すると推計されています(厚生労働省研究班、2017年)。 オンラインカジノ・ブックメーカーは24時間アクセス可能で、現金を見ずに賭けられるため、依存症リスクは特に高いと指摘されています。
セルフチェック(LOST スクリーニング)
以下の4つの質問のうち、過去12ヶ月で「はい」が 2つ以上当てはまる場合、ギャンブル問題の可能性があります。専門家への相談をお勧めします。
| No. | 質問 |
|---|---|
| L | 負けた後、別の日にギャンブルで取り返そうとしたことがある(Losses chasing) |
| O | 自分のギャンブルについて他人に嘘をついたことがある(Others - hide) |
| S | ギャンブルが原因で生活費・支払いに困ったことがある(Self-funding shortage) |
| T | もっと刺激を求めて賭け金を増やす必要があると感じる(Tolerance) |
※ LOSTは英国NHS推奨のスクリーニングツール。SOGS-Jやセルフチェック40問版も精神保健福祉センターで利用できます。
ご自身でできる対策(ハームリダクション)
1. 上限を「お金」と「時間」で必ず決める
予算は 失っても生活に支障がない金額に限定してください。 生活費・家賃・教育費・借金返済の原資を使うことは絶対に避けてください。 時間も同様に、1日30分、週末のみなど、ルールを決めて守ります。
2. 入金限度額・損失限度額・セッション時間制限を設定する
DrollWolfに掲載しているすべてのカジノは、以下の自己制限機能を備えています(カジノにより名称や設定単位が異なります):
- 入金限度額(Deposit Limit):日・週・月単位での入金上限を設定
- 損失限度額(Loss Limit):一定期間で失える金額の上限
- ベット上限(Wager Limit):1回のベット額上限
- セッション時間制限(Session Limit):1回のプレイ時間の上限
- クールオフ(Cool-off):24時間〜30日間ログインを停止
- 自己排除(Self-exclusion):6ヶ月〜恒久的にアカウントを閉鎖
自己制限機能の使い方は、各カジノのレビューページ「責任あるギャンブル機能」セクションで詳しく解説しています。
3. お酒・薬・疲労状態でプレイしない
判断力が落ちている状態でのプレイは負けやすく、限度額を破る引き金になります。 睡眠不足、強いストレス、悲しみ、怒りのときも同様です。「ハイ」「ロー」どちらの感情状態でも、ギャンブルから離れる方が安全です。
4. 「取り返そう」をやめる
負けを次のベットで取り返そうとする 「チェイシング(追い銭)」は、依存症の典型的なサインです。 負けたら一旦止める。これだけで多くの破滅を回避できます。
5. 一人で抱え込まない
家族・パートナー・友人に「自分はギャンブルをしていて、心配な部分がある」と話してください。 最初の相談相手は専門家でなくて構いません。隠す行動そのものが依存症を悪化させます。
家族の方へ
身近な人のギャンブルが心配な場合、まずは 本人を責めず・本人の借金を肩代わりせず、 ご自身が相談先につながることが重要です。「家族会・自助グループ」は、家族自身を守るために存在します。
- GAM-ANON Japan(ギャンブラーの家族のための自助グループ)
- お住まいの精神保健福祉センターでの家族相談
- 各都道府県の生活困窮者自立相談支援機関(経済的問題が深刻な場合)
未成年者・若年層への注意
DrollWolfは 20歳以上の方のみを対象としています。 一部の海外オンラインカジノは18歳から登録可能ですが、日本国内からのプレイは20歳未満を一律禁止しています。 若年期のギャンブル接触は依存症リスクを大幅に高めることが研究で示されています。 保護者の方は、Webフィルタリングソフト(i-フィルター、Norton Family等)でアクセスを制限することをお勧めします。
専門相談・治療リソース
| 窓口 | 形態 | 連絡 |
|---|---|---|
| 精神保健福祉センター(全都道府県) | 電話・対面、匿名・無料 | 厚労省サイト |
| ギャンブル依存症問題を考える会 | 家族会・電話相談 | scga.jp |
| GA(Gamblers Anonymous)日本 | 本人の自助グループ・全国ミーティング | gajapan.jp |
| GAM-ANON Japan | 家族・友人の自助グループ | gam-anon.jp |
| BeGambleAware(英語) | 国際相談、ライブチャット24h | begambleaware.org |
| GamCare(英語) | カウンセリング・自助ツール | gamcare.org.uk |
| Gambling Therapy(多言語) | オンラインカウンセリング | gamblingtherapy.org |
DrollWolfとしての取り組み
- 掲載するすべてのカジノで 自己制限・自己排除機能の有無と使いやすさを評価項目に組み込んでいます
- 掲載カジノが 20歳未満(および地域によっては21歳未満)の登録防止策を実装していることを確認します
- すべてのページに 20+ロゴ・依存症相談窓口へのリンクを表示します
- 編集チームには 公認心理師(DrollWolf 編集部)が在籍し、責任あるギャンブルコンテンツを監修します
- 本人・ご家族からの「自分の名前を掲載写真・スクリーンショットから外したい」といったリクエストには即時対応します(お問い合わせ)
覚えておいてください
ギャンブル依存症は 治療可能な疾患です。早期に相談・治療につながった方の多くが回復しています。 恥ずかしさ・周囲への迷惑を理由に一人で抱え込まず、まずは匿名で電話相談から始めてください。
すぐに相談したい方
厚生労働省 ギャンブル等依存症 全国相談窓口:お住まいの都道府県・政令指定都市の精神保健福祉センターへ。匿名・無料で相談できます。
GAM-ANON Japan(家族のための自助グループ):gam-anon.jp
ギャンブラーズ・アノニマス(GA)日本インフォメーション:gajapan.jp
緊急時(自殺念慮など):いのちの電話 0570-783-556(10:00〜22:00、毎日)/ よりそいホットライン 0120-279-338(24時間・無料)
